概要
M5Stack BasicとCore2を、デスク上や壁面で作業しやすい位置に固定し、画面を日常的に見られるようにするホルダーを3Dプリントで制作した。タイマー、滞在時間記録、実験用の表示など、画面付きマイコンは置き方によって使いやすさが大きく変わる。そこで、本体を安定させながら画面を見やすい位置へ置くための小さな治具を設計した。
背景・目的
M5Stackは手に持って試すには便利だが、長時間の表示やボタン操作では、机上で倒れたり、視線を下げないと画面が読めなかったりする。せっかく作った小さな道具を、必要なときだけ取り出すのではなく、日々の作業環境に自然に置けるようにしたかった。
制作で考えたこと
本体を強く固定しすぎると、USB接続や取り外しが面倒になる。そこで、M5Stackを差し込んで安定させつつ、必要ならすぐ取り外せる形を目指した。画面の見やすさ、ボタンへの手の届きやすさ、ケーブルの逃げ道、デスク上での占有面積を、実際の置き場所で確かめながら調整した。
実装・制作内容
M5Stack BasicとCore2の外形・端子位置を基準に、保持部、底面、角度を決めて3D CADで設計し、3Dプリンタで出力した。試作を通じて、画面の傾きや本体の収まり、ケーブルの逃げ道を修正した。用途を限定しないホルダーにすることで、TOEIC練習時計やゼミ室滞在記録など、複数のM5Stack制作に共通して使えるようにした。




結果・学び
小さな周辺部品でも、置く場所や視線、取り外しの頻度まで考えることで、電子工作の成果物を日常的に使いやすくできる。ハードウェアそのものだけでなく、使われ続ける環境まで設計する視点を得た。





